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  1-03◆活計
2018年02月15日(Thu) ◆ 詳細解説(一年目)
 元々は「香ほづ木」として公開していた話の前半を、五年目まで公開後の推敲時に、小間物屋パートのみ取り出して再構成したものです。

・サブタイトル
 生きる術というそのまま。

・段落1〜3/小間物屋
 てきぱき紅花、幾分ぶっきらぼう。
 壬の中心の、更に奥底にいた暁には、日の下でも黒髪黒目というのは異質なもの。ただし自分が異分子という自覚はない。
 坡城は(特に家のある辺りは)色々混ざっていますが、主に黒。壬は、南は焦茶で背が低め。飛鳥に近くなるほど背が伸びる傾向。

・段落4〜5/釣銭
 店は、紅花の手に渡る前よりも雑多なものを置いている印象です。奥隅に張子とか置いてるんじゃないだろうか。
 暁はマニュアル派、時間をかけてきちんと覚えてから動くタイプ。
 客の相手の仕方も知らないから、客の手から断りも無しに品物を取り上げたりする。
 ところで、何でも聞けという割に、上司の手が無かったり追い立てられたりして、聞きにくい状況に陥ることはよくある気がします。
 坡城の金の制度も、このエピソードを入れるまではどこにも書いていませんでした。
 朱ごろ=しゅごろ、赤くて丸い。
 鈍ひら=にびひら、薄黒くて平べったい四角。
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