世界 - 構造

太陽や月や星、水に風に火に土、温かさも寒さもあり、雨も雪も降る。
鳥も魚も虫も馬も、木々草花も存在している。

世界は三つの層に分かれており、上から
・天上 (天界)
・地上 (地界)
・地底 (底)
と呼ばれる。
天上と地上を分けるのは雲、地上と地底を分けるのは地と湖である。


 世界 - 種族

天上に存在するのは有翼族。鳥のごとき翼を持ち、白き力を使う者。
地上に存在するのは精霊族と人間族。虫のごとき翅羽を持ち、自然の力を使う者。そして何も持たず何も使えない者。
地底に存在するのは飛闇族。竜のごとき翼を持ち、黒き力を使う者。

有翼族の対極に位置するのが飛闇族。両種間には絶えず争いが起こっている。
地上の精霊族・人間族も対であるが、境界を作り住み分けることによって均衡を保っている。
天上・地底と地上の間には交易も交流も無く、争いのたぐいも無い。

宗教観はそれぞれ異なるが、その根本にあるのはどの種族も神崇拝である。
神へ祈りを捧げる祭壇や神殿などの建造物、神の力を借りた斎読みなどの風習は、どの種族も持っている。
神は世界のどこかに存在すると信じられ、神探しが行われることもある。


 世界 - 淡き夢

とある世界を舞台とした、終わりまでの話です。
・第一章 「泡沫 - あわ -」
・第二章 「覬覦 - きゆ -」
・最終章 「瞳 - め -」
の三部から成っています(2005年3月の時点)。

泡沫は地上を舞台とした精霊族・人間族の話、覬覦は天上・地底を舞台とした有翼族・飛闇族の話です。
精霊は、普通に描かれるような精ではなく、妖精とエルフの混ざったような外観をしています。そういった種族です。
また、この設定は(未公開ですが)小説の補足という形ですので、詳しく説明していない部分も多くあります。
お楽しみ頂ければ幸いです。