其れはまるで泡のように


現実から遠く ただただ儚く

:::淡き夢:::
淡き夢 第一部。元々は「夢枷(ゆめかせ)」という、覬覦とは全く関係の無い単品の物語でした。大きなテーマは夢現。
舞台は地上(地界)のみですが、主人公が二人、物語も二つあります。一方は精霊、命を受けて旅に出る物語。もう一方は人間、軽く恋愛要素の入る物語。

どちらが夢でどちらが現なのか、もしくはどちらも現なのか、どちらも夢なのか、あやふやなまま絡み続ける枷。